英語の能力を図るものとしてはTOEICが一般的ですが、「TOEICの点数が上がる」=「英語がペラペラになる」というのは間違いだと言っておきます。大学時代、私はTOEIC600点を獲得したためにトップ層の英語授業クラスで学ぶことになりました。この時私は「ちょっと勉強しただけで600点か!英語余裕だな!」と思っていました。しかし、外国人教師が何を言っているのかわからないし、授業中に英語で何か発言を求められても全く何も言えませんでした。なぜでしょう?
理由は簡単で、「頭の中で英文法を構成してそれを言葉にすること」をしてこなかったからでした。いかに英語の長文を読み取れても、単語を知っていても、そのスキルを磨かないと英語ペラペラには程遠いということに当時は気づかずにTOEICの点を上げることにばかり固執していました。
英語ペラペラになりたいと思っている方がまずすべきことは「頭の中で英文法を構成してそれを言葉にすること」です。極論TOEICなんか受けなくていいです。自分が英語を活用して何をしたいか、そしてそれに向けて正しい勉強をすることが大切です。