英会話講師として働き、1歳児からの英語教育に関わった経験から私の幼少期からの英語教育についての考えを、まとめさせていただきます。
幼少期からの英語教育は必要だと考えます。英語学習は3歳までに始めると良いとよく言われますが、私の経験からもそう感じます。始めるのは早ければ早いほど良いです。例えば、資格試験のリスニングでは大きな差が出ます。やはり英語学習を始めるのが早かった子ども達はリスニングの点が高く、本人たちの話を聞いてみても「何となく○○と言っていると思った」という感想が多く聞かれました。この「何となく」という理解の仕方は曖昧ですが、彼らがいかに自然に英語を身に着けてきたかを物語っていると思います。一つの言語を身に着けるというのは膨大な情報量を記憶する必要があるということです。それには何年も自間の積み重ねが必要になります。幼い頃から英語を吸収してきた子ども達は、学校でテストや試験のために必死に文法や単語を覚える必要がなく、気づいたら知っているという何とも羨ましい状況にあるのです。それだけでも英語を習うことの意味はあるでしょう。